共同通信配信記事 2013年8月7日付
大阪の3大学が連合大学院 再来年設置へ、全国2例目
大阪教育大、関西大、近畿大の3大学は6日、連合教職大学院を設置すると発表した。2015年4月の設置を目指し、協議会を立ち上げる。文部科学省によると、京都教育大や同志社大など8校の連合に次いで2例目となる。
大教大の長尾彰夫学長は記者会見で「教員を多く出している2つの大きな私学と連携し、オール大阪の教員養成高度化のモデルをつくる。多様性のある教員を育てたい」と抱負を語った。
大教大によると、1学年の定員は30人とし、現職の教員も学生として受け入れる。
教職大学院は教員養成のための専門大学院として、08年度に創設された。現在は25校あり、文科省は12年から制度の見直しを議論している。