『朝日新聞』静岡版2011年5月1日付
静岡大、頑張っている研究者を特別支援 47人を選定
静岡大学は、研究の中核的な人材となる「卓越研究者」と、次世代を担う「若手重点研究者」を選定したと発表した。
国立大学は2004年に法人化された。同大学によると、研究や活動に応じた教員の評価制度を導入したが、実際にはほとんど差がつかなかったという。そこで、「がんばっている研究者には他の研究者や学生を引っ張っていってほしい」との思いから、今回の制度を制定した。伊東幸宏学長は「大学の顔、地域との接点になって欲しい」と話している。
「卓越研究者」の選考基準は、論文数、論文の引用された率など個人研究の業績と、学会での役職などリーダーとしての実績、博士課程の学生の指導実績など。「若手重点研究者」の選考基準は個人研究の業績と年齢(おおむね40歳以下)である。植物分子科学や日本文学など幅広い分野から卓越研究者を22人、若手重点研究者には25人を選定した。任期は2013年3月31日まで。
同大学はこれらの研究者に対し、研究スペースの優先的な配分や、冊子によるPR活動を行う。給料の優遇についても検討中という。