滋賀医大学長に塩田氏 外部登用、任期は6年『京都新聞』 2013年12月20日付

『京都新聞』 2013年12月20日付

滋賀医大学長に塩田氏 外部登用、任期は6年

滋賀医科大は19日、次期学長に塩田浩平・京都大名誉教授(67)を選出したと発表した。任期は来年4月1日から6年。

学外からの選出は1987年の佐野晴洋第2代学長以来2人目で、2004年の国立大学法人化以降は初めて。滋賀医大では10月、付属病院長の柏木厚典副学長が責任者を務めた血圧降下剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験で解析データとカルテに10・1%の不一致があったことが発覚している。

塩田氏は京大医学部卒。京大医学部教授、副学長などを経て、12年10月から大学院総合生存学館特定教授・副学館長。専門は解剖学。

学長選考では、12月17、18日に学内で行われた意向聴取投票が学内出身者2人を含む3人で争われ、塩田氏が最多票を獲得。18日に開かれた学長選考会議で決定した。

塩田氏は「社会の期待に応えられるような質の高い研究を進めたい」と語った。

 

 

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