金大次期学長に山崎氏 4学期制、国際学類から 『北國新聞』 2013年11月14日付

『北國新聞』 2013年11月14日付

金大次期学長に山崎氏 4学期制、国際学類から

金大学長の任期満了に伴う学長選考会議は13日開かれ、理事(研究・国際担当)・副学長の山崎光悦(こうえつ)氏(61)を次期学長に選出した。山崎氏は世界で活躍する人材の育成を重点目標に掲げ、年間の授業区分を四つに分ける「4学期制」について、留学希望者の多い国際学類などで先行導入を検討するとした。

山崎氏は4学期制について「海外留学や留学生受け入れの機会を増やすいい方法」とし、来年度にも導入を決定したいとした。現在は3学期制の医学類を除き2学期制を採用しており、導入が決まれば2、3年後から4学期制となる見通し。

2015年春の北陸新幹線金沢開業に向け、県外からの受験希望者が増える可能性があるとし「首都圏など県外での入試も視野に入れたい」とした。

金大次期学長の選考では、山崎氏と人間社会研究域法学系教授の樫見由美子氏(59)の2人が候補者となっていた。山崎氏は11日に続き、13日に行われた教職員の意向を聞く学内投票でも364票と最多得票した。この結果を参考に、13日午後に開かれた学長選考会議で合議により次期学長に決定した。樫見氏は223票だった。

次期学長の任期は来年4月から4年間で、これまでの6年間から変更された。1回の再選が可能で、その任期は2年となる。

山崎氏は小矢部市出身。1976(昭和51)年に金大大学院工学研究科修士課程修了後、工学部助手、講師、助教授、教授を経て、2002年から学長補佐や理工研究域長を歴任。12年からは理事(研究・国際担当)・副学長を務める。専門は計算力学・設計工学。

 

 

 

 

 

 

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