岐阜大が交流協定 スペイン・カルロス3世大学『岐阜新聞』 2013年11月7日付

『岐阜新聞』 2013年11月7日付

岐阜大が交流協定 スペイン・カルロス3世大学

岐阜市の岐阜大工学部は、スペイン・マドリードの国立カルロス3世大工学部と学生や教員の交流、教育研究に関する情報交換を推進する学術交流協定を結んだ。

ロボット工学を専門とする3世大の教授が岐阜大の開発した5本指のロボットハンドに興味を示したのが縁で、岐阜大は昨年から3世大の留学生2人を受け入れ。今年9月から岐阜大も学生1人を派遣している。

協定では学生の交換留学を促すため、派遣先で認定された単位の互換ができることや、受け入れ側が入学料や授業料を免除することを明記。教員の相互訪問やセミナー開催、共同研究を推し進め、派遣先で教員が研究室や図書館などの施設を利用できるようにする。

6日に岐阜大で調印式があり、岐阜大の六郷惠哲工学部長と3世大のカルロス・バラゲル副学長が協定書を取り交わした。六郷学部長は「本学と欧州の大学との協定は少なく、大学の国際化に向けて協定は意義深い」。カルロス副学長は「交流をロボット工学以外の分野にも広げたい」とあいさつした。

岐阜大工学部が海外の大学と学部間協定を結ぶのは、韓国やインドネシア、インドの大学に次いで6校目。

 

 

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