鹿児島大学病院に研修医育成の拠点完成『南日本新聞』2013年10月4日付

『南日本新聞』2013年10月4日付

鹿児島大学病院に研修医育成の拠点完成

鹿児島県内の臨床研修医育成の拠点として、鹿児島大学病院(鹿児島市桜ケ丘8丁目)が2010年度から整備を進めてきた「総合臨床研修センター」が完成し、3日、同センターが入居する新病棟の竣工(しゅんこう)式があった。

総合臨床研修センターは9階建ての新病棟(延べ床面積1万5437平方メートル)の8階に入居。面積1360平方メートルに、内視鏡手術や超音波検査などを模擬体験できる総額約1億8000万円の各種シミュレーターや、チーム医療や看護研修に使える模擬病室などを備える。

これらにより、研修医は、実際の医療現場での研修を前に、高度な医療技術を体験できる。センターは、鹿大の研修医だけでなく、県内すべての研修医を受け入れる。

松藤凡センター長は「鹿児島に多くの研修医に集まってもらい、これからの鹿児島を担う医療人の育成に努めたい」と話した。

 

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