大分大が「教職大学院」開設へ 『読売新聞』大分版 2013年10月2日付

『読売新聞』大分版 2013年10月2日付

大分大が「教職大学院」開設へ

旧大分大と大分医科大が統合した大分大は1日、開学10周年を迎えた。大分市のホテルで開かれた記念式典で、北野正剛学長は、高い専門性を持つ教員を養成する「教職大学院」の開設準備を進めていることを明らかにした。

統合された大分大は2003年10月に発足。県内唯一の国立大で、教育福祉科、経済、医、工の4学部と教育学、経済学、医学系、工学、福祉社会科学の5研究科がある。学部生5040人、大学院生715人、教職員1775人が在籍している。

式典には、歴代学長や各学部の同窓会長ら約260人が出席。北野学長はあいさつで、2016年度の開設を目指し、県内初となる教職大学院の設置に向け文部科学省への申請準備を進めていることに触れた。

このほか、全学生に英語能力テスト「TOEFL」の受験を必須とし、成績優秀者に奨学金を給付することなど、人材育成に力を入れる考えを示した。

式後、広瀬知事による講演もあり、参加者は大分大の節目を祝福した。

 

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