筑波大:文科省選定、研究強化対象機関に 年3億円予算配分 『毎日新聞』茨城版 2013年8月21日付

『毎日新聞』茨城版 2013年8月21日付

筑波大:文科省選定、研究強化対象機関に 年3億円予算配分

筑波大は、文部科学省の「研究大学強化促進事業」の対象機関に選ばれたと発表した。今後10年間、年間3億円の予算が配分される。同大は(1)研究センターの機能強化(2)海外研究者の増員(3)若手や女性、外国人教員の登用などにより研究力を強化し、10年後に世界の大学ランキング100位以内を目指していく。

同事業は、国内の大学の研究活動を世界水準に引き上げることを目的に文科省が実施。東京大、京都大、大学共同利用機関法人の高エネルギー加速器研究機構(つくば市)など22機関が選ばれた。

筑波大は今後、研究設備の共用化など効率化を図るとともに、教員の構成比を10年後には▽若手30%(現在23%)▽女性25%(同16%)▽外国人11%(同5%)に引き上げるなど改革を進めていく。

英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」の2012年の世界大学ランキングでは、東京大27位、京都大54位に対し、筑波大は「301350位」。【相良美成】

 

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