広島県医療再生に国が12億円  『中国新聞』 2013年8月11日付

『中国新聞』 2013年8月11日付

広島県医療再生に国が12億円

広島県はこのほど、2013年度から3年間の新たな地域医療再生計画に、国が12億5千万円を交付するとの内示を受けたと発表した。要望していた15億円の8割強。災害拠点病院の津波対策など12事業に割り当てる。

津波対策には最大の4億5千万円を充てる予定だ。南海トラフを震源とする巨大地震などで浸水の恐れがある県立広島病院(広島市南区)や中国労災病院(呉市)など6病院で、自家発電機や貯水槽を屋上などに移設、新設する。

このほか、広島、岡山両大医学部の地域枠学生に対する奨学金や、在宅医療を支援するための介護と医療の連携事業、地域医療や小児救急をテーマにした寄付講座の運営などに使う。

 

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