就職せず卒業、就活後ろ倒しで増加? 大学の半数が予測『朝日新聞』2013年06月28日付

『朝日新聞』2013年06月28日付

就職せず卒業、就活後ろ倒しで増加? 大学の半数が予測

 就活の解禁が12月から翌年の3月に後ろ倒しされることで、就職せず卒業する学生数が「増える」とみる大学が半数近くにのぼることが、就職情報会社マイナビがまとめた「キャリア・就職支援への取り組み調査」でわかった。

 4月11日~5月31日に、全国の大学・短大の456校の就活支援担当部署から回答を得た。マイナビは「就活後ろ倒しが、多くの大学で、学生に悪影響を与えそうだとみている」と説明している。

 まとめによると、就職せずに卒業する学生数が「増える」と答えた割合は46・1%で、「減る」は0・9%、「影響ない」は53・1%だった。大学の担当 者からは、「学生が回る会社数が大幅に減る」「学生の自己分析や業界・企業研究が浅くなる」「学生を中小企業に目を向けさせることが難しくなる」などの懸 念の声があったという。

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