「教育振興基本計画」を閣議決定 NHKニュース配信記事2013年6月14日付

NHKニュース配信記事2013年6月14日付

「教育振興基本計画」を閣議決定

 政府は14日の閣議で、高校生に基礎的な学力を身につけさせることを目的として、学習の到達度を把握する新たなテストの導入に向けた取り組みを進め、大学の入試に活用するかどうかを含めて検討するなどとした、今年度から5年間の教育振興基本計画を決めました。

 それによりますと、教育こそが社会全体の今後一層の発展を実現する基盤であるとして、授業や体験活動などを行うため土曜日の活用を促していくことや、道徳を教科にするための具体的な検討を行うなどとしています。

 そのうえで、高校生としての基礎的・基本的な学力を確実に身に着けさせるため、生徒の学習の到達度を把握する新たなテストの導入に向けた取り組みを進めるとしています。

 そして、大学の入試に新たなテストの結果を活用するかどうかを含めて、検討を進めるとしています。さらに、海外に留学する日本人を2020年をめどに倍増することを目指し、経済的な負担を軽減するための新たな仕組みを創設するほか、社会人のいわゆる学び直しの機会を充実させるための環境整備を進めるとしています。

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