『神戸新聞』2013年3月29日付
兵庫県立大が大学法人化 国が認可
兵庫県は28日、県立大(事務局・神戸市西区)の大学法人化が25日付で国に認可され、2013年度から「公立大学法人兵庫県立大」を設立すると発表した。理事長は清原正義学長が兼務する。
県立大は柔軟な大学運営を目指し、11年5月に外部識者らの改革委員会を立ち上げ、公立大学法人化に向けた議論を重ねてきた。
少子化による大学間の競争激化などを背景に、全国の公立大では大学法人化が進んでいる。文部科学省によると、13年度で全83公立大学のうち、同大を含む65大学が法人に移行することになるという。
県立大は04年、神戸商科大と姫路工業大、県立看護大を統合して発足。神戸市西区や姫路市、明石市、上郡町などの七つのキャンパスに6学部、12研究科があり、学生数は約6700人(12年5月1日現在)。
(黒川裕生)