医学図書館、装い一新 金大、共同学習スペース備え『北國新聞』2013年3月15日付

『北國新聞』2013年3月15日付

医学図書館、装い一新 金大、共同学習スペース備え

 金大宝町・鶴間キャンパスにある医学図書館が14日、リニューアルオープンした。旧図書館と比べ、床面積は1・7倍の3185平方メートル、閲覧席は2・6倍の335席に拡充し、医学書を中心に約16万冊を所蔵。市民も利用可能で、共同学習の場やセミナー会場なども備えた。

 図書館は鉄筋コンクリート造4階建てで、グループで討論しながら学習できる「オープンスタジオ」やセミナーなどを開催する「十全記念スタジオ」、学習の合間にリラックスできる「ブックラウンジ」などを備えた。総工費は5億3千万円。以前の建物が老朽化し手狭になっていたため、2011年12月から増改築工事を開始し、今年1月に完了した。

 14日の竣工式では、柴田正良金大附属図書館長が式辞を述べた。中村信一学長は学問の木とされるカイノキを中庭に植樹することに触れ「木のように学生が育ち、素晴らしい学問が育つことを期待している」とあいさつした。文部科学省文教施設企画部計画課整備計画室の笠原隆室長、佐藤保十全同窓会長が祝辞を述べ、横田崇医学図書館長が新図書館の概要を説明した。記念祝賀会も開かれた。

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