外国人留学生10年前の4倍 県内大学『秋田魁新報』2013年3月4日付

『秋田魁新報』2013年3月4日付

外国人留学生10年前の4倍 県内大学

 グローバル化の進展や2004年度の国際教養大開学を受け、県内大学への外国人留学生が増えている。県の海外技術研修員を含む12年度の県内留学生数は394人(10月1日現在)で、02年度の100人から約4倍に増加。各大学は「交換留学を推進し、国際的な人材の育成に力を入れる」「将来的な研究分野での交流をにらみ、留学生受け入れを進めたい」としており、県内の外国人留学生はさらに増えそうだ。

 秋田地域留学生等交流推進会議(事務局・秋田大)によると、県内の留学生数は教養大開学後、0510年度の6年連続で過去最高を更新。10年度は415人となり、初めて400人を超えた。

 11年度は、東京電力福島第1原発事故の影響で留学辞退や延期が続出。389人と前年度より26人減少した。12年度は5人増の394人。内訳は▽秋田大211人▽県立大18人▽教養大143人▽ノースアジア大11人▽秋田高専8人のほか、県の海外技術研修員が3人。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com