『読売新聞』2012年8月24日
大学秋入学「環境整備の支援行う」…中教審部会
中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の教育振興基本計画部会は24日、来年度から5年間の教育政策の基本方針となる「第2次教育振興基本計画」の中間審議経過報告をまとめた。
大学の国際化に関連して「秋入学に関する大学の検討状況を踏まえ、環境整備の支援を行う」としたほか、いじめの実態把握に向けた取り組みの促進を明記した。
また、政府の教育政策の達成度を検証する指標を設けるよう求めた。具体的には、2015年までの全公立学校施設の耐震化については100%、英語力の目標(中学卒業時で英検3級程度以上、高校卒業時で英検準2級~2級程度以上)に関しては達成割合を50%にすること――などとした。
中教審は年末までに最終報告を文科相に答申する。