京大院農場、移転…16年春『読売新聞』2012年7月31日付

『読売新聞』2012年7月31日付

京大院農場、移転…16年春

 京都大、大阪府高槻市、独立行政法人・都市再生機構(UR)の3者は、同市にある同大学大学院農学研究科付属農場を関西文化学術研究都市の「城山台」(京都府木津川市の木津中央地区)に2016年春に移転することで基本協定を結び、30日、発表した。

 城山台への移転は2009年に大枠で合意していた。協定締結により、URは5月に街開きした城山台(245・7ヘクタール)に新農場用地(24・6ヘクタール)を造成し、14年3月、京都大に売却。京大は太陽光発電施設や生物エネルギー循環利用施設などを整備して16年4月に開場する。

 1928年に開場した高槻市の現農場(16ヘクタール)は敷地内に弥生時代の環濠集落遺跡「安満(あま)遺跡」があり、移転後は跡地のうち7・1ヘクタールを京都大が同市に売却し、同市が史跡公園と道路として整備する。残る8・9ヘクタールは京都大から土地を購入したURが防災公園に整備した上で同市に売却することになっている。

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