阪大受講で高校の単位に…府教委が連携協定『読売新聞』2012年7月12日付

『読売新聞』2012年7月12日付

阪大受講で高校の単位に…府教委が連携協定

 大阪大と大阪府教委は11日、次世代のリーダーとなる人材を育成することを目指した「高大連携」に関する協定を締結した。

 これまでも各高校と各学部などの間で個別に連携する例はあったが、今後は包括的に取り組みを進める。

 大学進学実績の向上に力を入れる「進学指導特色校」に指定された府立高校10校を中心に、〈1〉阪大の教員らを講師として派遣〈2〉高校生が大学1年生の授業を受けて高校の単位として認定〈3〉夏休み期間中に阪大が開くセミナーに高校生が参加――などの取り組みの実施を検討する。

 大阪市内で協定書に調印した大阪大の平野俊夫総長は「高校生に阪大の魅力を直接知ってもらい、進路選択の参考にしてもらいたい」と期待した。

 府教委の中西正人教育長は「知的好奇心が刺激され、チャレンジすることを目指す生徒が増えるよう願う」と述べた。

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