共同通信配信記事2012年6月22日付
横国大、新入生1割に半年留学 全国初の試み
横浜国立大は22日までに、2015年度に入学する学生の1割に、入学直後から半年間の海外留学を義務づけることを決めた。大学受験で養った語学力維持と国際感覚を身に着けさせるのが狙い。全国初の試みとみられる。
横浜国立大によると、対象は全4学部の新入生(入学定員1662人)のうち約1割。学部ごとに一般入試とは別に、国際志向が強く語学力に秀でた学生を選抜する方針。
留学先はアジア各国やオーストラリア、ニュージーランドなどの協定校で、英語を中心とした授業を受けさせる。留学先の授業料は不要。渡航費と生活費は自己負担となる。