長崎大学に言語教育研究センター『長崎新聞』2012年4月13日付

『長崎新聞』2012年4月13日付

長崎大学に言語教育研究センター

 国際社会で活躍できる人材育成を目的に、長崎大で本年度から、新たな外国語教育の取り組みが始まった。学内に新たに設立された「言語教育研究センター」を中心に、学生の外国語学習のサポートや独自の教材開発などに取り組む。

 日本英語学会会長で、言語学が専門の稲田俊明九州大名誉教授を同センター長に起用。専任の英語教員を新規に5人採用し、英語、中国語、韓国語、フランス語の教員計12人体制とした。英語の全授業の5割以上を専任教員が担当することになり、非常勤講師が担当する場合と比べ、より英語教育に特化した指導が可能になるという。

 また同大では、パソコンを使ったオンライン英語自学自習システムも整備。学生は自宅などから24時間体制で大学のサーバーにアクセスでき、動画や音声などを用いた英語学習が授業以外でも可能となった。

 12日に同大であった言語教育研究センターの完成を祝う式典で片峰茂学長は「センターは英語教育に最大限の力を注ぐという長崎大のシンボル。世界に通用するような若者を育てていきたい」と語り、稲田センター長らと玄関に銘板を掲げた。

 

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