センター試験、問題配布ミスなど防止へ改善策 『読売新聞』2012年3月27日付

『読売新聞』2012年3月27日付

センター試験、問題配布ミスなど防止へ改善策

 1月の大学入試センター試験で問題冊子配布ミスなどが続出した問題で、大学入試センターの検証委員会は26日までに、改善策を取りまとめた。

 27日、文部科学省が別に設けた検証委員会に報告する。

 センター試験では今年から、試験方式が変更され、計10科目の「地理歴史」「公民」から1科目ずつ選択する受験者については、試験冒頭に地歴、公 民両方の問題を配布するはずだった。しかし、1冊しか配らずに試験を開始するミスが続出し、69大学81会場の3452人が再試験の対象となった。

 検証結果では、地歴と公民の問題冊子を1冊にまとめるか、配布ミスを防ぐため、1科目受験者も含めた全員に2冊とも配る――などの改善策と、試験監督者向けマニュアルの見直しを求めた。

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