岩手大に文科大臣賞 環境に配慮した活動など評価『岩手日報』2012年3月14日付

『岩手日報』2012年3月14日付

岩手大に文科大臣賞 環境に配慮した活動など評価

 盛岡市の岩手大(藤井克己学長)が第21回地球環境大賞(フジサンケイグループ主催)で文部科学大臣賞を受賞した。環境に配慮した教育、研究、社会貢献活動の実践や専門性を備えた人材育成に力を入れている点などが高い評価を受けた。授賞式は4月24日に東京で行われる。

 岩手大は10年以上前から環境に関する全学的な取り組みを開始。▽学部生対象の環境科目の開講▽産学官民連携による環境人材育成▽学生と教職員の協働による環境マネジメントの取り組み-などに力を入れてきた。

 同大の環境活動は、全国大学法人のエネルギー消費量や環境教育などをアンケート調査し、点数化する「エコ大学ランキング」で、3年連続上位入賞するなど多方面で評価されている。

 岩手大の中島清隆・環境マネジメント推進室員は「10年以上続く全学的な取り組みの成果だと思う。受賞を励みに、活動をさらに推進していきたい」と語る。

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