共同通信配信記事2012年1月18日付
阪大も秋入学検討へ 関西の国立にも影響
東大の懇談会が秋入学への全面移行を積極的に検討すべきだとの中間報告をまとめたことについて、京都大と大阪大は18日、秋入学導入を慎重に検討する方針を明らかにした。神戸大も「情報を集める」としており、関西でも影響が広がりそうだ。
大阪大は、教育担当の東島清副学長を中心に、秋入学の導入に伴う入学時期のずれの問題や就職への影響を検討する予定。平野俊夫学長はこれまでに「国際化の手段の一つだが、目的ではない」との考えを示していた。
日比謙一郎総務課長は「社会的な影響が大きく、1大学だけでやれるものではない。慎重に検討したい」としている。