センター試験見直し 3月まで結論 NHKニュース配信記事2012年1月19日付

NHKニュース配信記事2012年1月19日付

センター試験見直し 3月まで結論

ことしの大学入試センター試験の地理歴史と公民で問題用紙の配付ミスが相次ぎ、過去最多の受験生が再試験の対象となった問題を受けて、大学入試センターは、外部の有識者を交えて試験方法の見直しを検討し、ことし3月までに結論を出すことになりました。

今月14日と15日に行われた大学入試センター試験では、初日の地理歴史と公民で問題用紙の配付ミスが北海道から沖縄の全国81の会場で相次ぎ、再試験の対象者は3462人に上りました。トラブルがあった会場は、全部で709ある試験会場の1割を超え、再試験の対象者も平成2年にセンター試験が始まってから最も多くなりました。こうした事態を受けて、大学入試センターは、今回のミスの原因を究明したうえで外部の有識者を交えて試験方法の見直しを検討し、ことし3月までに結論を出すことになりました。この中では、片方だけが配られるミスが相次いだ地理歴史と公民の問題用紙を1冊にまとめることや、試験の説明に充てる時間を増やすことを検討するということです。

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