ニュースレター NO.34   2011、12、10  公正な学長選考を求める裁判を支える会

ニュースレター NO.34   2011、12、10
  公正な学長選考を求める裁判を支える会

   事務局:高知県高知市曙町2-5-1 高知大学教職員組合内
   (TEL/FAX 088-844-1489)

 学長任命無効確認訴訟
 12.27に判決(高松高裁)
  ―奇しくも次期学長決定と同日―

 高知大学のすべての皆さん、本裁判に注目している全国の皆さん。

 高知大学学長任命処分無効確認訴訟はいよいよ来る12月27日(金)高松高裁での判決公判を迎えます。4年前の相良現学長の「任命」にはじまったこの裁判もいよいよ最後の大詰めを迎えることになりました。皆さんの長期にわたる物心両面のご支援に心から感謝いたします。

 さて、見出しにもあるようにこの日は「奇しくも」次期学長選考のための学長選考会議の開催日でもあります(12月26日 意向投票。27日学長選考会議)。今「奇しくも」と書きましたが、この日程はたまたまそうなったというのではなく、裁判所側が高知大の学長選考日程をにらみながら決定したものである可能性が大であると考えられます。いわば、私たちが公正な学長選考を求めて裁判所へ投げたボールが再び私たちに帰ってこようとしていると言えるかもしれません。判決の行方については予断を許しませんが、それと並んで、次期学長選考においてどの候補が選ばれるのか、意向投票の結果がどう扱われるのかということが、今後の高知大学ひいては日本の大学自治にとって重大な意味を持っていることは言うまでもありません。

 ここで再度次期学長選考の候補者を確認しておきます。

  岡本和夫 (大学評価学位授与機構理事)

  脇口 宏 (高知大学医学部長)

 脇口氏を支持するのは相良体制の継続を是とする人々、岡本氏を支持するのはそれに批判的な人々です。どちらが選ばれるかに「大学の未来」がかかっているといっても過言ではありません。

■「学長選考を考える会」の「つぶやき」より

 Twitterのホームページからdaigakunomiraiで検索してください

 この先数年の高知大学のあり方を決める大事な選考。学長は大学の顔なんだから、それなりの人が選ばれてほしいな。(あえてリピート)ほんとに顔になるんだから。(これまでをふりかえってリピート)ほんとに顔になるんだから。 11/17

 贅沢は言わないけど、せめて、四つのCとかミドルダウンとかわけのわからない変な英語もどきを使わない人、卒業式、入学式のあいさつが毎年同じじゃない人、ポンチ図にしなくても議論が理解できる人、会議で部下を怒鳴りつけたり強い相手に猫なで声ですりよったりしない人に学長になってもらいたい。 11/25

 そう、新しい学長も「深夜食堂」に連れていけるような人がいいなぁ!深い人生を感じながら、もろもろも人の気持ち(ことさらに口にされない気持ち)を包み込んでくれる学長と、余分な事を言わない店主と、酒が呑みたいな。 11/29

 以前立川さんが学長の時にやってた「学長講義」ってのも面白いかもしれない。当然だけどえらそうな説教とか人生訓じゃなくて、自分の専門の学問で学生と真剣勝負する。一学期に一回でいいからやったら学生には刺激になる。もちろん、それができる人(きちんと学生に訴える言葉を持ってる人)に学長をやってもらうのが前提。 12/2

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12月26日 (月)学長選意向投票

12月27日 (火)学長選考会議 10:00~

          判決公判 13:10~(於 :高松地裁)

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