公平な学長選を/釧路市 『釧路新聞』2011年12月3日付

『釧路新聞』2011年12月3日付

公平な学長選を/釧路市 

 北海道教育大学の学長選挙で教職員の投票結果を無視し現職を再任させたとして今年11月、落選した同大釧路校の神田房行教授(62)らが、国と同大を相手取り、任命の取り消しと慰謝料を求める訴えを札幌地裁に起こした。これについて、神田教授ら原告団は18日午後4時から、釧路市生涯学習センターで、市民向けの報告会を開く。神田教授は「選挙結果をひっくり返そうとは思わないが、今後のためにも非民主的で不透明な学長選挙を正常化したい」と話している。訴状によると、同大では今年5月、学長選挙を行い、教職員による意向投票の結果、有効投票数458票のうち、現職の本間謙二氏が208票だったのに対し、神田教授は250票と過半数を占めた。しかし、その後の学長選考会議は両者を面接した上で、本間氏を学長に選んだとしている。

 

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