筑波大の総合体育館新築へ 13年春開館、市民に開放『茨城新聞』2011年10月28日付

『茨城新聞』2011年10月28日付

筑波大の総合体育館新築へ 13年春開館、市民に開放 

 筑波大学(山田信博学長)は27日、定例記者会見を開き、東日本大震災で被災した施設や設備の復旧状況を報告。国の第3次補正予算案に総合体育館の新築が盛り込まれたことを明らかにした。2013年3月のオープンを目指す。

 新体育館は市民に開放し、バリアフリーに配慮。太陽光の活用など、災害に強い施設として設計していく考えで、森本浩一副学長は「コミュニティー・スポーツとトップ・アスリートの育成を両立できる場としていきたい」と話した。

 設備では、被災した加速器については新規購入する。現在、入札公告を行っており、14年9月稼動を目指して整備していく。加速器以外の研究体制は、来年3月までに平常に戻るとしている。

 同大学は今回、費用の用途などを学外向けに分かりやすく解説した「平成22年度財務レポート」を作成。冊子だけでなく、インターネットでも公開していく。英語版も用意するという。

 

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