博士課程進学に筆記試験 文科省、新制度創設へ 共同通信配信記事2011年10月27日付 

共同通信配信記事2011年10月27日付

博士課程進学に筆記試験 文科省、新制度創設へ

 文部科学省は26日、大学院の修士課程から博士課程に進学する際、論文審査を中心とする現在の制度から転換し、幅広い知識を問う筆記試験を軸に新たな試験制度を創設、各大学に移行を促すことを決めた。本年度中に、新制度に必要な関係省令を改正する。

 現在の制度では、2年制の修士課程を修了する際に修士論文を作成し、成績などと併せて一定の能力が認められれば、3年制の博士課程に進めるケースが一般的だ。だが、修士段階から一つの研究室に所属するため、他の研究分野に目が向きにくいとの意見も出ていた。

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