広島大、付属小3校定員減へ『中国新聞』2011年10月27日付

『中国新聞』2011年10月27日付

広島大、付属小3校定員減へ

 広島大(東広島市)は25日、広島市と三原市にある付属小3校の入学定員を、来年度から2割減らすと発表した。公立小1年の35人学級化を定めた義務教育標準法の改正に合わせ、よりきめ細かい教育を実践するのが狙いという。 

 付属小(広島市南区)付属東雲小(同)付属三原小(三原市)はいずれも1学年2学級で、1学級40人を来年度入学から32人に削減する。入学定員は80人から64人になる。 

 法改正による公立小1年の学級人数の上限は35人だが、グループを編成しやすくするため偶数の32人に設定した。 

 12月から来年1月までに各校で入学者を選考する。浅原利正学長は定例会見で「教員の負担が軽減され、今まで以上に児童に目が行き届きやすくなる」と説明。東雲小が2学級以外に少人数学級の教育研究のため設置している複式学級(男子4人、女子4人)などの定員は据え置く。

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