合格率、最低の23.5%=3000人目標なお届かず-新司法試験 時事通信配信記事2011年9月8日付

時事通信配信記事2011年9月8日付

合格率、最低の23.5%=3000人目標なお届かず-新司法試験

 法務省は8日、2011年の新司法試験の結果を発表した。同試験は法科大学院修了者が対象。8765人の受験者に対し合格者は2063人で、合格率は23.5%。合格率は同試験を導入した06年から下がり続けており、最低を更新した。

 政府は02年、法曹人口を増やすため、司法試験の合格者を「10年ごろに3000人」とする目標を設定。しかし、これまでの最高は10年の2074人で、今年も目標に届かなかった。政府は「3000人目標」を維持するかどうかや、全国74の法科大学院の統廃合、教育の質の向上などについて検討を急ぐ方針だ。

 11年の法科大学院別の合格者数は、東大が210人でトップ。2位以下は中央大176人、京大172人、慶応大164人、早大138人の順。37の大学院が10人未満で、姫路独協大はゼロだった。

 

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