法科大学院、初の統合…桐蔭横浜と大宮『読売新聞』2011年8月9日付

『読売新聞』2011年8月9日付

法科大学院、初の統合…桐蔭横浜と大宮

「大学」の記事をお探しですか?最新関連記事が 100+ 件 あります。 法科大学院修了者の新司法試験合格率が低迷し、大学院の志願者が減っていることから、桐蔭横浜大学法科大学院(横浜市)と大宮法科大学院(さいたま市)が来年4月に統合することを、それぞれを運営する学校法人が8日発表した。

 法科大学院を巡っては、姫路独協大(兵庫県姫路市)が今年度から募集を停止したが、統合は初めて。

 両大学院によると、新校名は「桐蔭法科大学院」。大宮法科大は来春を最後に学生の受け入れをやめ、在校生がいなくなる2016年3月に撤退する予定。新しい桐蔭法科大の募集定員はこれから検討する。

 新司法試験の10年の平均合格率は25・41%だったが、大宮法科大は合格率10%(合格者12人)、桐蔭横浜大は同7%(同6人)だった。両大学院とも働きながら学ぶ社会人を中心に受け入れてきたことが低迷の背景にあり、入学志願者の減少にもつながった。

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