広島大、女性登用など高評価『中国新聞』2011年6月29日付

『中国新聞』2011年6月29日付

広島大、女性登用など高評価

 広島大は28日、大学運営の指針として策定した第1期中期目標(2004~09年度)の達成度について、文部科学省の国立大学法人評価委員会の評価を発表した。7項目中、業務運営で高い評価を受け、その他も5段階評価で2番目の「良好」か3番目の「おおむね良好」の判定だった。

 「非常に優れている」と最高の評価を受けたのが「業務運営などの目標」。女性教員の積極登用などが認められた。一方で「研究に関する目標」は3番目の評価ながら、改善すべき点として大学院の再編について「計画は十分には実施されていない」と指摘を受けた。

 浅原利正学長は定例会見で「一定の評価は得たが、目標は各大学で異なり、評価結果が大学の質を表すものではない」と強調した。

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