大阪大総長に平野俊夫氏 「22世紀も輝き続ける基盤つくりたい」 MSN産経ニュース配信記事2011年6月10日付

MSN産経ニュース配信記事2011年6月10日付

大阪大総長に平野俊夫氏 「22世紀も輝き続ける基盤つくりたい」

 大阪大学は10日、鷲田清一総長(61)の任期満了に伴う第17代総長に、前医学部長で大学院生命機能研究科教授の平野俊夫氏(64)=免疫学=を選出した。任期は8月26日から4年間。

 平野氏は、昭和47年に大阪大医学部を卒業後、大阪大大学院生命機能研究科長などを経て、平成20年4月から今年3月末まで大学院医学系研究科長、医学部長を務めた。世界的なクラフォード賞や日本国際賞などの受賞歴がある。

 記者会見で平野氏は「大学でしかできないベーシックな学術的研究に、どれだけ力を割いているかが大学の底力。学問と教育の府という基本に立ち、22世紀も輝き続ける基盤をつくりたい」と抱負を語った。

 この日は、5月16日の第1次投票の上位得票者7人を対象に第2次投票が行われ、3回目の投票で平野氏が当選に必要な過半数を獲得した。これを受けて、学内の教育研究評議員や学外の有識者らでつくる総長選考会議が、平野氏を選んだ。

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com