全労連系労組と交渉決裂=国家公務員給与削減-政府時事通信配信記事2011年6月2日付

時事通信配信記事2011年6月2日付

全労連系労組と交渉決裂=国家公務員給与削減-政府

 政府は2日、全労連系労組の日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)と国家公務員の給与削減に向けた労使交渉を行った。国公労連は削減を拒否して交渉はまとまらず、片山善博総務相は同労連に対し、合意がなくても国家公務員の給与を3年間、5~10%引き下げる関連法案を国会に提出する方針を表明した。既に連合系労組の公務員労働組合連絡会とは合意しており、政府は3日に法案を閣議決定する予定だ。

 ただ、2日午後の衆院本会議での内閣不信任決議案の採決結果次第では、閣議決定の日程に影響が出る可能性もある。片山総務相は「異例の措置だが理解を得ることができなかったのは非常に残念だ」と述べた。

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