授業ない週末、宮城の被災地へ=学生対象にボランティア募集-大学生協時事通信配信記事2011年5月14日付

時事通信配信記事2011年5月14日付

授業ない週末、宮城の被災地へ=学生対象にボランティア募集-大学生協

 全国大学生活協同組合連合会(本部・東京都杉並区)は、東日本大震災の復興支援として、同連合会に加盟する生協がある大学の学生と大学院生を対象に、週末ボランティアを募集している。5月下旬の週末を利用し、宮城県内で泥の撤去などのボランティア活動を行う。

 大型連休が終わり、被災地ではボランティアが減少している。そこで、平日に授業のある学生が参加できるように週末を利用し、津波で大きな被害を受けた宮城県東松島市を中心に、避難所で子どもと遊んだり、泥を撤去したりするなど、被災地のニーズを踏まえた活動を行う。

 同連合会広報部は「被災地ではまだまだ多くの人手を必要としている。ボランティアに参加したいが、授業にも出なくてはいけないという学生にも積極的に参加してほしい」としている。

 週末ボランティアは5月21~22日と、同28~29日の2回実施し、それぞれ30人程度募集する。受け付けは各大学生協の窓口で行う。

 参加費は5000円。仙台駅付近の集合場所に直接向かうか、東京から仙台市内の宿泊先までチャーターバスを利用するか選択できる。仙台駅までの交通費は自己負担で、チャーターバスを利用する場合は別途3000円が必要。

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