法曹養成フォーラム設置=司法試験改革を検討-政府 時事通信配信記事2011年5月13日付

時事通信配信記事2011年5月13日付

法曹養成フォーラム設置=司法試験改革を検討-政府

 政府は13日、司法試験や法科大学院など法曹養成制度の改革を検討するため、関係省庁の副大臣や有識者らで構成する「法曹養成フォーラム」(座長・佐々木毅学習院大教授)の設置を決めた。月内に初会合を開く。

 政府は2010年ごろに司法試験合格者を3000人とする目標を立てていたが、同年の実績は2133人(新旧試験の合計)と大幅に下回った。フォーラムでは、この目標が適正かどうかや、法科大学院の教育の質の向上策について検討する。

 また、フォーラムは、司法修習生に月額20万円を支給する「給費制」の存廃についても議論。昨年の法改正で1年延長された同制度は10月末に期限を迎えるため、この問題に限っては8月末までに結論を出す。

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