大学同士も支援の輪 東北福祉大生の安否確認に神戸学院大が協力MSN産経ニュース配信記事2011年3月15日付

MSN産経ニュース配信記事2011年3月15日付

大学同士も支援の輪 東北福祉大生の安否確認に神戸学院大が協力

 東日本大震災で被災した東北福祉大学(仙台市)を支援するため、神戸学院大学(神戸市)は15日、連絡が取れない学生の安否確認作業で協力を始めた。専用の電話回線などを設置して、安否確認が進まない東北福祉大の作業の代行に乗り出した。

 神戸学院大によると、東北福祉大は14日にホームページが復旧したが、安否の確認ができた学生は半分程度。電話の通話状態が悪く、連絡するのが困難なのが実情。休み期間中で、キャンパスを離れて帰省や旅行している学生も多く、大学と連絡がつかずに困っているケースが想定されることから神戸学院大が学生の連絡を取り次ぎ、安否の連絡があった学生を定期的に東北福祉大に伝える。

 両大学は、文部科学省の戦略的大学連携支援プログラムに参加。インターネットで双方の学生が参加できる講義やイベントの共同開催などを通じて交流を深めており、学生らを中心に募金活動などもスタートしている。

 神戸学院大は「親交の深い大学として心配しており、今後も復興に協力したい」としている。安否確認協力について大学ホームページで紹介し、東北福祉大の学生に連絡を呼びかけている。安否確認は専用電話((電)078・974・4057)か、専用メール(shien1@j.kobegakuin.ac.jp)へ。

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