大学4年4月以降に=「採用直結型」就業体験-経団連が指針 時事通信配信記事 2011年3月15日付

時事通信配信記事 2011年3月15日付

大学4年4月以降に=「採用直結型」就業体験-経団連が指針

 日本経団連は15日、大企業の新卒採用活動の指針となる倫理憲章を改定すると発表した。学生を集めて行うインターンシップ(就業体験)は採用活動とは別と位置付け、採用の一環として行われる場合は大学4年(大学院は修士課程2年)の4月1日以降とする。就職活動の長期化に歯止めをかけるのが目的で、2013年4月に入社する現在の大学2年生から適用する。

 就業体験は現在、大学3年の夏休み以前に実施する企業が多い。採用活動の事実上の出発点と学生側が受け止め、就活長期化の一因となってきた。それを是正するため、「採用活動と関係ないことを広く告知し、期間は5日以上」など、就業体験の条件を倫理憲章で定める。

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