補助金不正4700万円、富山大教授を諭旨解雇 『読売新聞』2011年2月4日付

『読売新聞』2011年2月4日付

補助金不正4700万円、富山大教授を諭旨解雇

 富山大(富山市)は4日、糖尿病予防研究で厚生労働省から受けていた補助金を不適切に使ったとして、同大大学院医学薬学研究部の小林正・特別研究教授を同日付で諭旨解雇とした。

 不正額は2006~08年度で約4700万円。

 同大の発表などによると、小林教授は同大副学長兼付属病院長だった06~08年度、ソフト開発会社などに発注して糖尿病患者に関するデータベース用ソフトを開発していたが、未完成のまま補助金を受け取っていた。

 同省は、未完成分の開発費用など計2400万円の返還を小林教授に求めた。

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