チーム医療確立取り組みを発表/香川県内3大学『四国新聞』2010年12月20日付

『四国新聞』2010年12月20日付

チーム医療確立取り組みを発表/香川県内3大学

 医療系学部を持つ香川大、徳島文理大、香川県立保健医療大の香川県内3大学が連携し、チーム医療の実践に向けた人材育成や仕組み作りに取り組む「香川総合医療教育研究コンソーシアム」のフォーラムが19日、香川県さぬき市志度の徳島文理大香川キャンパスであり、3大学の教授や学生がこれまでの取り組みや成果を発表した。

 同コンソーシアムは、2008年度からスタート。国・公・私の大学が連携しての事業は全国的にも珍しく、病院同士や調剤薬局、介護施設など香川県内全体でのチーム医療を目指している。本年度までは、文部科学省の戦略的大学連携支援プログラムに採択されている。

 フォーラムでは、同コンソーシアムの推進委員会委員長で香川大医学部の上田夏生教授が、3大学合同授業や学生の相互派遣などの取り組みを報告。さらに、病院と調剤薬局を結び、病名や検査データをお互いに把握できるようにする「電子処方せんシステム」の開発に、日本で初めて取り組んでいることも説明した。 

 

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