教員就職率59・6%に上昇 国立教員養成大の卒業者共同通信配信記事2010年12月8日付

共同通信配信記事2010年12月8日付

教員就職率59・6%に上昇 国立教員養成大の卒業者

 全国44の国立の教員養成大学・学部を今春卒業した人の教員就職率は9月末時点で前年比3・0ポイント増の59・6%だったことが8日、文部科学省の調査で分かった。

 教員就職率はピークだった1979年の78%以降、少子化に伴う採用減で99年は32%に下落。その後は教員養成大・学部の定員減などにより上昇し、近年は50%台で推移してきた。文科省は「ベテラン教員の大量退職で若手の採用が増えたことが背景にある」と分析している。

 調査によると、今春の卒業者は1万524人。教員になったのは6274人で、うち正規採用は3507人、臨時採用が2767人だった。

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