「特別枠」の予算配分に向けての各府省からの意見 (文科省抜粋)

「特別枠」の予算配分に向けての各府省からの意見 (文科省抜粋)

本資料は、元気な日本復活特別枠に関する評価会議で決定(平成22年12月1日)した「「元気な日本復活特別枠要望」に関する評価」を受けて、各府省として、今後の予算配分にあたりどうしても配慮してほしい留意点や考え方等を意見として提出していただいたものである。

【府省名:文部科学省】

【事業番号】事業名
・【1902】未来を拓く学び・学校創造戦略
・【1904】学習者の視点に立った総合的な学び支援及び「新しい公共」の担い手育成プログラム
・【1906】成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ
・【1909】元気な日本スポーツ立国プロジェクト

意見

元気な日本復活特別枠に関する評価会議から示された評価結果においては、文部科学省の提出した「特別枠」要望の10本の事業のうち6事業が「B」評価とされ、次代を担う若者をはじめとした多くの国民や学校、大学、研究機関といった現場の思いを踏まえたものとなっており、有り難く受け止めたい。その上で、「C」評価とされた左記4事業についても格段の御配慮を重ねてお願いしたい。

特に、「学習者の視点に立った総合的な学び支援及び「新しい公共」の担い手育成プログラム」は、マニフェスト2010 の記載事項であるとともに、パブリックコメントでは10代・20代を中心に5万5千人を超える意見が寄せられており、多くの国民が極めて重要と考える事業である。現下の厳しい経済状況の中にあって、希望者が奨学金を受けることができ、学ぶ機会が実質的に確保されるように配慮をお願いしたい。

また、「成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ」に関しては、若手研究者との熟議の中でも、研究費の一層の効率的活用のための「科研費の基金化」が極めて有効との強い意見が寄せられている。このような制度改正をはじめとする若手研究者支援については、本年ノーベル賞を受賞した、鈴木・根岸両先生、さらに理系出身者である菅内閣総理大臣もその重要性を重ねて強調されており、若手研究者に十分なチャンスを与え、能力を発揮できる環境の整備に配慮をお願いしたい。

【参考】マニフェスト2010(抜粋)
○大学生、専門学校生などの希望者全員が受けられる奨学金制度を創設します。また、大学の授業料減免制度を拡充し、教育格差を是正します。

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以上は,「特別枠」の予算配分に向けての各府省からの意見(平成22年12月3日元気な日本復活特別枠に関する評価会議)より本事務局が作成
詳細は以下の官邸HPのURLを参照
http://seisakucontest.kantei.go.jp/article/wp-content/uploads/2010/12/101203_4th_hyokakaigi.pdf

 

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