元気な日本復活特別枠要望(189事業)の評価(文部科学省関係抜粋)
事業番号 要望(要望額:100万円)(担当府省)
評価
評価コメント
1901 安全で質の高い学校施設の整備 189,813 文部科学省
B (予備費及び補正措置を含む)
整備する施設の優先順位付けを行った上で、緊急性の高いものに限定することが条件
1902 未来を拓く学び・学校創造戦略 2,000 文部科学省
C
フューチャースクール関連事業について、校数等について相当な絞込みを行うとともに徹底したコストの削減を行うことが条件
1903 小学校1・2年生における35人学級の実現 224,702 文部科学省
B
現行の40人学級に係る小学校1・2年生の教職員(9.3万人)については義務的経費であり措置する必要。ただし、これを措置するには要求・要望の削減による財源捻出が条件。 なお、定数改善の取扱いについては、別途、後年度負担の問題も含めた検討が必要
1904 学習者の視点に立った総合的な学び支援及び「新しい公共」の担い手育成プログラム 133,129 文部科学省
C
既存受給者への貸与に必要な分は措置する必要。ただし、これを措置するには、要求・要望の削減による財源捻出が条件
1905 「強い人材」育成のための大学の機能強化イニシアティブ 119,971 文部科学省
B (補正措置を含む)
教育・研究の基盤経費に一定の配慮が必要。ただし、その経費を相当に絞り込むとともに、要求・要望の削減による財源捻出が条件。行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
1906 成長を牽引する若手研究人材の総合育成・支援イニシアティブ 48,400 文部科学省
C
継続課題、既存受給者には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件。行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
1907 元気な日本復活!2大イノベーション 78,800 文部科学省
B (補正措置を含む)
継続課題には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件。行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
1908 我が国の強み・特色を活かした日本発「人材・技術」の世界展開 44,790 文部科学省
B (補正措置を含む)
継続課題には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件。行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
1909 元気な日本スポーツ立国プロジェクト 5,400 文部科学省
C
トップアスリートの育成には一定の配慮が必要。ただし、要求・要望の削減による財源捻出が条件
1910 文化芸術による元気な日本復活プラン 1 5,801 文部科学省
B
徹底したコストの縮減や対象地域の相当な絞込みを行うことが条件。行政刷新会議の指摘を踏まえた対応が必要
文科省関係の項目共通のコメント
文部科学省の要望については、要求で一旦、形式的に廃止した扱いにした上で、増額要望していること、また、その結果、金額的にも全府省要望総額の3割を占める要望となっていることから、特別枠」の趣旨に照らして問題が大きい。したがって、文部科学省については、全般的に大幅な要望の圧縮と、要求の削減による新たな財源捻出が必要
評価
A:事業の「内容」が積極的に評価できる
B:事業の「内容」は積極的に評価できるが、「改革の姿勢」等の問題がある
C:事業の「内容」に一定の評価はできるが、「改革の姿勢」等の問題が大きい
D:事業の「内容」での評価が困難
なお、予備費・補正予算で措置された事業については、措置された部分を含めた全体としての評価である。また、それぞれの評価をするにあたっての「条件」、同評価を踏まえた今後の予算配分にあたっての「留意事項」を必要に応じて合わせて付記した。
内閣府資料より本事務局作成
http://seisakucontest.kantei.go.jp/article/wp-content/uploads/2010/12/101201_3rd_hyokakaigi.pdf