思いやり予算は最上位「A」=評価原案、29日にも内示-特別枠要望 時事通信配信記事2010年11月22日付

時事通信配信記事2010年11月22日付

思いやり予算は最上位「A」=評価原案、29日にも内示-特別枠要望

 2011年度予算に盛り込む1兆円超の特別枠の配分を決める「政策コンテスト」で、各省庁の要望事業を優先順位付けする政府の評価会議(議長・玄葉光一郎国家戦略担当相)は22日、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を4段階評価のうち最上位のA判定とする方針を固めた。これにより、思いやり予算の要望額1859億円は全額認められる公算が大きくなった。

 同予算は防衛省が要望。日米両政府は現行水準を維持する方向で調整している。

 また評価会議は同日、これまでの検討状況を予算編成に関する閣僚委員会に報告。全189事業(約2.9兆円)について、29日にもA~Dによる評価原案をまとめ、各省庁に内示する。ランクによっては、特別枠以外の予算要求の削減など条件も付ける。最終的な評価は12月初めに決定し、実際の配分額は菅直人首相が判断する。(2010/11/22-23:32)

Proudly powered by WordPress   Premium Style Theme by www.gopiplus.com