iPS細胞で仏企業と連携 京都大の研究所 共同通信配信記事2010年10月25日付

共同通信配信記事2010年10月25日付

iPS細胞で仏企業と連携 京都大の研究所

 さまざまな組織になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)を研究する、京都大のiPS細胞研究所は25日、ゲノム工学関連のフランスの企業「セレクティス社」と共同研究するために提携したと発表した。

 提携は今年8月20日付。特定の遺伝子を働かせないようにするセ社の技術をiPS細胞に応用し、細胞の性質を制御することで、より有効な利用を目指す。

 セ社は今月、京都大などの知的財産を管理する「iPSアカデミアジャパン」と、再生医療の治療目的などでiPS細胞を利用するライセンス契約を締結。iPS細胞から分化させた細胞を使って治療薬を開発するなどの研究をしている。

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