導入するドクターヘリ 基地は大分大病院『大分合同新聞』2010年10月5日付

『大分合同新聞』2010年10月5日付

導入するドクターヘリ 基地は大分大病院
12年度の運航を目指し委員らが協議

 県救急医療対策協議会(会長・近藤稔県医師会副会長)は4日、大分市の県医師会館で会合を開き、県が2012年度から運航を計画しているドクターヘリの基地病院として、大分大学医学部付属病院を選んだ。

 委員ら約20人が出席し、搭乗医療スタッフの確保、施設・設備整備などの条件を満たしていることなどから、同病院を基地病院に承認。今後、ドクターヘリ運航調整委員会準備会を設置し、ヘリの運用基準などを検討することを決めた。

 同病院救命救急センターの専任医療スタッフは医師10人、看護師27人。導入時までに医師15人、看護師50人体制とし、センター棟屋上にヘリポートを設置する計画という。

 県内では現在、防災ヘリを救急搬送に活用しているほか、県北西部では福岡県のドクターヘリを共同運航している。県は「12年度から県独自のドクターヘリを導入して3機体制にし、広域搬送体制の充実を図りたい」としている。

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