iPS、契約と提供 管理会社に一元化…京大『読売新聞』2010年9月30日付

『読売新聞』2010年9月30日付

iPS、契約と提供 管理会社に一元化…京大

 京都大は29日、山中伸弥教授が開発した人のiPS細胞(新型万能細胞)の提供業務を、同大学が設立した特許管理会社「iPSアカデミアジャパン」(京都市)に移し、ライセンス契約から提供までの手続きを一括して行えるようにすると発表した。手続きの簡略化と迅速化で、研究の進展が期待される。

 京大は、iPS細胞を民間企業に有償提供してきたが、提供を受けるには、京大とiPSアカデミアジャパンの両者と契約する必要があった。今回、同社に細胞を増殖できる体制が整ったことから、人のiPS細胞の使用契約と提供業務を同社に一元化することにした。

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