政策コンテストに係るパブリックコメントの提出のお願い 国立大学法人 小樽商科大学 学長 山本眞樹夫

■ 政策コンテストに係るパブリックコメントの提出のお願い 

 御承知のとおり本学の運営費交付金(国から大学の運営財源として交付される税金)は、効率化ルールなどにより年々減少しており、平成16年度の法人化後6年間で約1億円の削減が行われました。この間本学においては、人件費削減をはじめ、運営経費の節減等により、大学運営に支障が生じないよう努力してまいりました。

 しかし、来年度の政府予算については、日本の厳しい財政状況を踏まえ、7月27日に閣議決定された「概算要求組替え基準」により、各省庁に一律、前年度比10%削減が義務付けられました。他方で、授業料免除枠の拡大、無利子奨学金の拡大、大学施設の耐震化、成長を牽引する教育拠点形成事業などの国立大学法人に関連する施策については、政府の1兆円超を財源とした「元気な日本復活特別枠」に整理され、各省庁がオープンな形で必要な施策と予算を獲得する「政策コンテスト」に諮られ配分されることとなりました。

 これらの各施策は、国立大学法人が担う役割を果たすため必要不可欠なものでありますが、国立大学法人は人件費の削減をはじめとする厳しい節減を行ってきたため、上記の施策を大学独自で実施する余裕はありません。是非とも「政策コンテスト」を通じて、これら予算を獲得しなければなりません。

 「政策コンテスト」は、各省庁が提示した施策に国民の声を反映させる仕組みが取り入れられており、既に、9月28日からインターネットを利用したパブリックコメントの募集が開始されています。

 本学の次年度以降の財政基盤維持のために、多数のパブリックコメントを提出して頂くようお願い致します。

国立大学法人 小樽商科大学
学長 山本眞樹夫

・文部科学省所管「元気な日本復活特別枠」要望事業及び説明資料URL
・パブリックコメント応募方法

 

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