富大附属病院、新生児の外科治療を集約へ北日本放送配信記事 2010年9月1日付

北日本放送配信記事 2010年9月1日付

富大附属病院、新生児の外科治療を集約へ

富山大学附属病院は今年11月に完成する新しい病棟に新生児や乳児を専門にした外科部門を新たに立ち上げます。

将来的に新生児の先端的な外科治療を集約する方針です。

これは1日開かれた報道各社との懇談会で遠藤俊郎病院長が報告しました。

富山大学附属病院は今年11月に完成する新しい病棟で周産母子センターの機能強化を図ります。

具体的にはNICU・新生児集中治療室とその後の経過観察を行うGCU・後方病床をあわせた新生児病床を現在の15床から7つ増やして22床にする計画です。

また、生まれ持った病気などで先端的な外科治療が必要な1歳以下の子どもを専門とする「新生児・乳児外科治療部門」を新たに立ち上げます。

遠藤病院長は「県立中央病院や富山市民病院と相談して、1歳以下の子どものあらゆる外科治療を引き受けることにした。全国トップレベルの周産期医療を目指したい」と意気込みを語りました。

県内の周産期医療をめぐってはおととし4月に富山市民病院がNICUを休止してから県内全体でベッド数が9つ少ない状況が2年半近く続いています。

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