『徳島新聞』2010年6月18日付
徳島大、口腔保健学専攻新設へ 来年度概算要求書を提出
徳島大学は歯学部大学院修士課程に口腔(こうくう)保健学専攻を新設する。設置が認められれば全国の大学で3例目。17日、新設予算を盛り込んだ2011年度の概算要求書を文部科学省に提出した。
大学によると、口腔保健学専攻は、歯学部大学院口腔科学教育部に新設する。高齢者福祉施設や病院などで、口腔と健康との関係について指導する高度な能力を備えた歯科衛生士を育成する。定員は5人で、歯学部の教授ら17人が授業を担当する。
概算要求ではこのほか、常三島キャンパスに工学部の学生と教員が利用する研究棟を建設する費用などを計上した。