連携協力協定:宮大と商工会、人材交流や共同研究で連携『毎日新聞』宮崎版2010年6月12日付

『毎日新聞』宮崎版2010年6月12日付

連携協力協定:宮大と商工会、人材交流や共同研究で連携

地域経済の活性化などを目指し、宮崎大学は8日、県商工会議所と県商工会の2団体と共同研究や人材交流に関する連携協力協定を結んだ。県内の中小企業の大半はいずれかの団体に所属。同大学は協定を通じて、企業の技術相談に応じるネットワークの構築などを目指す。

同大学で調印式があり、県商工会議所から清本英男副会頭ら5人、県商工会から松沢衛会長ら3人、同大学から菅沼龍夫学長ら10人が出席。人材の交流と育成、情報の提供、共同研究の実施など、連携の範囲や波及効果を盛り込んだ覚書を確認した。

同大学の福田亘博・産学連携センター長は「学生にとっては企業インターンシップ(就業体験)に行きやすくなるなどのメリットがある。連携を通じて、まず県内の中小企業の実態や要望を把握したい」と話した。【川上珠実】

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